Plax(Fiber)
Bioworks 株式会社
環境性プラスチックを線維化
生分解する植物由来の生地
PlaX(プラックス)Fiberは、生分解性バイオマスプラスチック「ポリ乳酸」を独自の技術でさらに改良し、繊維化した素材です。ポリ乳酸は植物の糖やデンプンなどを原料としており、微生物で分解できるという高い環境性をもっています。PlaXは、そのポリ乳酸のもつ環境性・弱酸性・抗菌性などの性質を活かしながら、課題であった物性や染色性を改善し、本格的なポリエステル代替となる繊維製品として製品化されています。
乳酸由来の抗菌性
PlaXには、繊維から分泌される乳酸の作用で細菌の増殖を抑える「抗菌性」が備わっています。
黄色ブドウ球菌をはじめ大腸菌、肺炎かん菌、モラクセラ菌などに対する高い抗菌効果が実証されています。
汗や生乾きのニオイも抑える
PlaXには「消臭性」の効果があります。
部屋干しや生乾きのニオイの原因であるモラクセラ菌や、汗や加齢臭などのもとであるイソ吉草酸などに対して高い消臭効果が期待できます。>
PlaXに備わる消臭性を活かし、ファッション、スポーツ・アウトドア衣料への展開が検討されています。
肌へのストレスを減らす
PlaXは優れた速乾性が備わっています。
コットンやウール、リネンなど他繊維との混紡も可能なため、吸水性の高いコットンなどと組み合わせることで、吸水性と速乾性どちらにも優れた生地になります。
また、静電気がおきづらい素材なので、様々な側面から肌へのストレスを軽減します。