わたしたちにもできる、プラスチックごみを減らすための取り組み「4R運動」|やさしい素材JAPAN

プラスチック

わたしたちにもできる、プラスチックごみを減らすための取り組み「4R運動よんあーるうんどう

2023.03.31

プラごみを減らすために、リサイクルよりも大事なこと

 

リサイクルの取り組みは1990年代から始まっています。
確かに、プラスチックごみを減らすために効果のある取り組みですが、リサイクルだけに力を入れていては、
プラスチックごみ問題はいつまでも解決しません。

 

プラごみ問題を解決するために一番大事なのは、
「プラスチックをできるかぎり使わない」「プラスチックごみをできるかぎり出さない」ということです。
リサイクルはプラスチックごみを減らすのを助ける「最後の方法」だと考えるのが良い、と言われています。

 

このような考え方は世界で広まっており、「4R運動(よんあーるうんどう/フォーアールうんどう)」と言われています。

プラスチックを使わないためにできること


プラスチックを減らす・使わないためには、何から始めればよいのでしょうか?
少しでもプラスチックの使用を減らせる、3つのポイントを見てみましょう。

①使い捨てのプラスチックを使わない

 

使い終わったらすぐ捨てるようなプラスチックを、できるだけ買わない・もらわない取り組みです。

例えば…
・マイバッグやペットボトルを持ち歩く
・まとめ買いをして、無駄むだなパッケージやふくろを減らす など

 

②ものを買うときに、素材や成分をチェックする

 

新しくものを買うときに、プラスチックでできたものではなく、
木や紙などの自然の素材でできたものを買う取り組みです。

例えば…
・ガラスやステンレスの保存容器ほぞんようきを使う
・コットン・ウールなどの天然素材てんねんそざいでつくられた服を着る など

 

③自分で作ってみる

 

プラスチックの容器・ふくろを減らすために、
自分で作ることができるものは買わずに作るという取り組みです。

例えば…
・自分で料理する ・野菜や果物くだものなどを、プランターで育てる など

 

プラスチックをひとつも使わないで生活をすることはとてもむずかしいですが、
プラスチックを少しでも減らすために、
「無理なく続けられる取り組み」を見つけることはとても大切です。

次回からは

地球にやさしい素材として、注目されている「意外なもの」についてご紹介します。

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