最近よく耳にする「サステナブル」の意味って?|やさしい素材JAPAN

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最近よく耳にする「サステナブル」の意味って?

2024.9/2
この記事のポイント
  • 「サステナブル」とは、英語の「sustain(持続する)」と「able(可能な)」を組み合わせた言葉で、日本語では「持続可能な」という意味。
  • 「サステナブル」という考え方がなくなると、わたしたちが食べるもの・安全に暮らせる場所がなくなってしまう可能性がある。

「サステナブル」ってどういう意味?

 

最近、テレビや広告などで「サステナブル」「サステナブルな社会」という言葉を聞くことが増えました。
 

「サステナブル」は英語の“sustain”(持続する)に、“able”(可能な)を合わせた言葉です。
「サステイナブル」や「サスティナブル」と言うこともあり、日本語にすると「持続可能な」という意味です。

この「持続可能な」という言葉だけでは想像がつきにくいと思いますが、もっとわかりやすくいうと
『今だけじゃなく、ずっとずっと、きれいな地球で、みんなが幸せに暮らせる』と言いかえることができます。

そして今、このようなサステナブルな場所・社会をつくるために、世界中でさまざまな取り組みが行われています。

なぜ「サステナブル」が必要なの?

では、なぜ今「サステナブル」という考え方が大切にされているのでしょうか?

その理由を考えるために、「サステナブル」という考え方がなくなると、わたしたちにどのような問題が起きるのか、見てみましょう。

①地球温暖化が進み、災害が増える

サステナブルな考え方がなくなると、燃料を使いすぎたり・森林を切りすぎたりして、地球温暖化がすすんでいきます。

この温暖化が進むと、雨が降る量が増えてこうずいになったり、雨が降らなくなって干ばつになったり、
とても暑い日が長く続いたりと、いろいろな災害が起こりやすくなります。

②水や食べ物を安全に食べられなくなる

私たちの食料は、植物や動物からとれるものがほとんどです。

しかし、サステナブルな考え方がなくなり、自然環境がなくなると、
多くの動物や植物が生きられなくなって、わたしたちの食料が手に入りにくくなります。

また、海や水がごみなどでよごれていくと、きれいな水や食べものが食べられなくなってしまいます。

③資源や燃料がなくなり、電気やガスが使えなくなる

サステナブルな考え方がなくなると、石炭、石油、天然ガスなどの燃料や木などの資源が足りなくなり、
電気・ガスが使えないなど、生活に大きな影響をあたえます。

また、食料やエネルギーが足りなくなることで、食料や燃料のうばい合いになり、紛争が起きやすくなる可能性もあります。

このような、さまざまな危険や問題を防ぐために、「サステナブル」という言葉が生まれ、使われるようになったのです。

次回からは

「サステナブル」を実現する取り組みのひとつ「サステナブルファッション」についてご紹介します。

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