畳×3Ⅾプリンター技術の融合 / TATAMI ReFAB PROJECT|やさしい素材JAPAN

畳×3Ⅾプリンター技術の融合 / TATAMI ReFAB PROJECT

世界初!HONOKAが取り組む 畳×3Ⅾプリンター技術の融合

TATAMI ReFAB PROJECTは大型3Dプリンターの技術を用いて、畳を現代の暮らしに編み直すプロジェクトです。使い終えた畳や廃棄される原料を生分解性樹脂と混ぜ合わせ、新たな魅力の家具を制作しました。畳のようなテクスチャや造形が現代の生活になじむデザインとして昇華され、さらに廃棄素材の活用というサステナビリティも強く意識されています。

TATAMI ReFAB PROJECT について

古くから日本で愛されてきた畳は、香り豊かで肌触り良く調湿や消臭の性能を備えた植物から作られています。しかし生活様式の変化により、近年畳に触れる機会は少なくなりました。そこで、畳を現代の暮らしに編み直した製品を通じて畳の魅力を次世代へ発信するプロジェクト「TATAMI ReFAB PROJECT」を立ち上げました。ユニット名であるHONOKAという名前には「自然素材の手触りや香り、色彩といった魅力をほのかに感じさせるものづくり」という意味が込められています。

製品の特徴

万能!知られざる「い草」の機能と効果

畳に含まれるい草には特有の香りがあり、リラックス効果があると言われています。また、い草の繊維は丈夫で耐久性があり、長期間利用する際にも効果を発揮します。合成材料と比べても柔軟性があり、織りやすいため、様々な製品に利用されます。TATAMI ReFAB PROJECTでは、使い終えた畳のい草をネクアス社が製造する生分解性樹脂「酢酸セルロース」と独自の配合で混錬し、新しい素材を開発しました。い草の入手がしやすい日本国内という環境だからこそ完成した家具です。

伝統と最先端テクノロジーを掛け合わせ、より生活になじむ家具へ

代表的な日本文化の1つである畳に樹脂を混錬することで畳の良さである「い草の匂い」を残しつつ、「防水性」を付加。さらには「通気性」「弾力性」などの良さも残すため、ExtraBold 社が所有する大型3D プリンター「EXF-12」を活用し、射出成形では実現が難しい編み目や中空構造の家具を制作しました。最先端のテクノロジーを取り入れつつも、シンプルな形状と深みのあるグリーンを採用したことで、心地よい住空間を実現する仕上がりの家具になっています。

ミラノでグランプリ受賞!HONOKAが織り成す「7種の家具シリーズ」

イタリア、ミラノで開催された「ミラノサローネ国際家具見本市 2023」において、HONOKAが制作した3D プリンター家具シリーズ「TATAMI ReFAB PROJECT」が、若手の「サテリテ」部門でグランプリを受賞。500 名を超える出展者の頂点に選ばれました。
3D プリンターを介し、現代のライフスタイルを意識してデザインを編み直した家具シリーズは、機能性と審美性を併せ持っています。近年、海外から日本文化に注目が集まっていることもあり、HONOKA の家具は作品として留まることなく、世界に対して販売を開始しています。

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製品スペック

商品名

HONOKA LAB / TATAMI ReFAB PROJECT

カテゴリ

畳、家具、3Ⅾプリンター

サイズ

製品による

メーカー

製造:株式会社ExtraBold
材料提供:株式会社イケヒコ・コーポレーション

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