サスティナブルなマネキン / ReBody WITH ES|やさしい素材JAPAN

サスティナブルなマネキン / ReBody WITH ES

卵の殻で食品廃棄物削減とCO2削減を同時に達成するサスティナブルなマネキン「ReBody WITH ES」

製品概要

卵殻配合バイオマス素材を活用したアパレル業界向けのマネキンです。
食品工場等から排出される卵殻を使用することで、食品廃棄物の削減と同時に、CO2削減にも貢献します。
環境対応を進めるアパレル業界において、サスティナブルなアパレル什器として流通を目指しています。

作成の経緯

1.アパレル業界の環境対応の加速
各業界で環境対応が進む中、アパレル業界でもサステナブルファッションをはじめとした、環境負荷を少しでも低減させるための取り組みが行われています。
常に開発に力を注ぎ、新しいことにチャレンジし続けるトルソーメーカーとして、衣料のみならず副資材であるマネキンの環境対応も必要と考えました。

*サステナブルファッション: 衣服の生産から着用、廃棄に至るプロセスにおいて将来にわたり持続可能であることを目指し、生態系を含む地球環境や関わる人・社会に配慮した取り組み

2.国内バイオマスプラスチック(植物由来の原料で作られるプラスチック)の不足
副資材の環境対応では、主な代替材料としてバイオマスプラスチックであるバイオポリエチレンが使われています。
日本ではこの素材を全て輸入に頼っており、世界中で環境対応が進む中でバイオポリエチレンの調達が困難となっています。
国内で調達可能なバイオマス素材が急務となる中、卵殻に着目しました。

3.何故卵殻か?
日本は卵の消費量が世界第二位となっており、年間27万トンの卵殻が排出されています。
排出された卵殻は、肥料・飼料等に活用はされているものの多くは廃棄されています。
バイオマス素材である卵殻は、食品廃棄物削減やバイオマスプラスチック不足を解決する「もったいない資源」であると考えています。
 

製品の特徴

環境配慮型の全く新しいマネキン

ReBody WITH ESは、食品工場から排出される卵殻を配合したバイオマス素材で作られており、これまでにない環境に配慮した新しいマネキンです。
バイオマス素材である卵殻を使用することで化石燃料削減に貢献します。

石膏のような温かみのある質感

チョークの原料でもある卵殻を使用することにより、従来のプラスチック同様に軽量でありながら、石膏のような温かみのある質感を有しています。
おしゃれな店舗ディスプレイ用の什器として、売場構成にお役立てください。

短時間での殺菌・消臭が可能

卵殻は水素イオン濃度を表すpHが高く、短時間での殺菌・消臭が可能です。
そのため、卵殻を利用して熱可塑性樹脂に配合した「卵殻配合樹脂」という素材にも消臭効果があります。
アパレルショップ店舗内のデリケートな売り場での活用が可能です。

製品スペック

商品名

ReBody WITH ES

カテゴリ

その他

素材

本体:卵殻配合ポリエチレン

ヘッド:木製

高さ

68cm

メーター

株式会社シライ
最終更新日: